源氏物語の中に「物語のいできはじめの親」と書かれているのは、誰でもが知っている「竹取物語」のことです。源氏物語の中には、中国の漢詩・漢文が下敷きになっていたり、源氏物語が書かれる前に書かれた日本の物語の影響も受けています。例えば、「絵合」の巻で竹取物語について語っている場面がありますが、かぐや姫が月に昇天したのが「8月15日」なのですが、源氏物語の中で光源氏の妻、紫の上が亡くなった日が8月15日なのです。作者は紫の上の他界を書くときに、かぐや姫の昇天をイメージしたのでしょうか?このような点も源氏物語を楽しむ1つの方法です。